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マダハ・ムバーラー

先週「べレ二ヴェリン ゲ マダハ ムバーラー」がありました。

早口言葉のようで舌をかみまくりの「ベレニヴェリン」とは親のこと。

「マダハ」はイスラム教での賛美歌のようなもの。
もちろん伴奏なしの独唱です。 

「ムバーラー」はコンテストのこと。


「親たちのマダハコンテスト」が開催されたのです。


参加したマンマたち総勢16名。
去年も同じイベントがあったのですが、今年はそれを上回る美しい
マダハの数々。
マダハの定義は分からないけれど、歌われていたものとして多かっ
たのは、わが子へ歌うものや、子から親への歌だった。

今回はある人の歌を聞いて会場が静まり返り何人かが涙を流し、
私も歌を聞きながら彼女のきれいな歌声と歌に込められた思いに
泣いてしまった。

彼女はまだ結婚していない若い女の子だけど歌うことが好きで去年
に引き続き今年も参加。
今年の歌は、マンマ(母)へ向けての歌だった。

実は彼女の家では今年に入ってすぐに、お父さんがガンで亡くなった。
まだ40代後半だった。

私も毎日のように行っているお店のおじちゃんだったし、最後に会った
12月後半も「おじちゃん最近、店の中で寝ていることが多いけど疲れて
るのかな?」と思うだけで、いつものようにおまけでアメちゃんやスパー
リをくれていた。店番はしていたし悪い噂は一つも聞かなかった。

そのおじちゃんの若すぎる死に島中の人が驚き悲しんだ。
私もショックが大きかった。
中でも彼女のお母さん(亡くなったおじちゃんの奥さん)は本当に落ち
込んでいて、かける言葉が見つからないくらいだった。

そんな風に毎日が過ぎていく中で、彼女はお母さんを元気付けるために
母へ向けての歌をうたった。
相変わらず美しい歌声だな、と思いながらしばらく歌詞を聞いていると、
お母さんが元気になって欲しいという気持ちがひしひしと伝わってきて
涙が溢れてきた。


この会場の隅っこで、彼女のお母さんはにっこり微笑んでいた。

久しぶりに見る彼女のお母さんの笑顔に、私またもや涙。
親を想う子の気持ちに、心がじわっと熱くなったマダハムバーラーでした。



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