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キックベース最終戦!

前回に引き続きキックベースの話です。


キックベースを通してチームワークを育てたいと思っている私とクラス担任の先生。
一番手こずったのは5年生。負けん気の強いお調子もんの男の子Aくん、そして勝ちに
こだわりリーダーシップを発揮しようとするも審判や相手チーム、そして同じチームの仲
間にも文句ばかり言い、負けると思ったら途端に諦めモードに入りボールを追わなくなり
雰囲気を悪くする男の子Bくん。運動はなんでも上手にできる方の入る二人だからもっと
ゲームを盛り上げて欲しいんだけどこんな感じなので、この学年だけいつも授業の最後
はどちらかが文句を言ってムスッとして終わるパターンが続いていた。3週目に入っても
Bくんの方の態度は一向に変化が見られなかった。

そんなこんなで迎えた最終戦。私が何も言わなくてもきちんとランニングと準備体操をし、
キックベースの準備をする。そして、Aくん率いる「チェルシー」チームが木陰でこそこそっ
と円陣を組み何やら作戦会議を始める。いやぁ、気合入ってるなぁと感心しながら近づい
てみると、紙を見ながら話をしていた。

「その紙は何?」

と、聞くとAくんともう一人の子がニコッと笑いながら、
「昨日、ディフェンスの守備を考えたから2人でその絵を描いてきてん。」
と答えた。この絵をもとに、ここにボールが来たときは俺が取りに行く、ここはCが守る所
やで、などと話し合いをしていた。しかもキャッチや投げるのが苦手な子の守備範囲は狭く
して「ここは絶対とってな!」という工夫までしてあった。

Bくん率いる「FCバルセロナ」チームも、負けてはならぬと反対の隅っこで作戦会議。ボール
の蹴る方向や守備位置を確認していた。

円陣組んで真剣に話し合ってるその姿を見るだけで、キックベースに取り組んでよかったと
笑みがこぼれた。クラス担任の先生とも目が合って二人でにんまり。

試合はシーソーゲーム、最後にはチェルシーチームのあの作戦が功を奏し最終回表バルセロナ
の攻撃を0点に押さえ、その裏3点取っての逆転勝ち。チェルシーチームの子たちは「自分た
ちで考えたあの作戦がよかった!」と大満足。負けたバルセロナチームのBくんも文句は言って
いたけど前よりは抑え気味、同じチームの女の子が「最後は0点だったけど、その前の4点取っ
たときはすごかったやん。面白かった!」とナイスフォロー。どこの国でも女の子は気が利くな~。


という感じで、Bくんはあともう少し精神面で成長して欲しかったけど、最後に素敵な子どもの
姿を見れて私も満足のキックベースでした。だいたい4週も同じ事に取り組んだら最低2人は
「これもう飽きた、他のやりたい。」と言うここの子たち、でも今回は一人もそういう事を言
う子がいなかったのに驚いた。心の底から楽しんでくれたんだ、ということにしとこ!

次に球技をする時には、何とか2個以上のボールを確保してチーム練習の時間が取れるように
環境を整え、チームで取り組むという雰囲気作りに配慮するようにしよう。


来週からは「走り幅跳び」!去年の記録を越えることができるか、楽しみ!





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キックベースボール

今月は、各学年週2回ある体育のうち1回は水泳、残りの1回を1・2年生は縄跳びとボール
投げ、3~7年生はキックベースボールに取り組んでいる。

もともと年度当初はキックベースをする計画はなかった。何せ、バレーボールコート+余白
ほどの広さしかない場所で体育をしているので、サッカーでよく遊ぶ男の子はみんな場外ホ
ームランになっちゃって全く盛り上がらないと思ったからだ。

でも、同じモルディブ隊員でキックベースに取り組んだ時の話を聞いた時、ケヨドゥのあのせ
まい場所でやっても面白いくなると直感し、盛り上がる子どもの様子を思い描くことができた。
頭にスッと授業のシナリオと、子どもの興味津々で目がらんらんとする様子をすっと描くこと
ができる時はたいてい、何らかの形でうまくいくことが多いです。すっと浮かぶとはいっても、
きっと今までにも考えたことがあって、それが行き詰った時に一旦この話は置いておこう、と
寝かせておいたものが何かのタイミングでいい具合にダシのきいた状態で出てきたもの。

キックベースは、まさにシナリオと子どもの様子がありありと目に浮かんだ。これはやるしか
ない!と、その勢いでもって年間計画を調整して準備し、取り組んだ。


初めの方の授業では、蹴ったりキャッチする練習、とベースボールのルールとは違うルール
のゲームを中心に行った。日本でも低学年でよく行う(私はまだやたことがなかったけど)、守
備チームはボールをキャッチした人を先頭に一列に並び、ボールを蹴った子はそれよりも速く
1塁ベースに着くことができたら1点!という単純なゲーム。
これがもう大喜び!男の子も女の子も張り切ってる。何順かしてコツが分かってくると、守備
位置も勝手に工夫し始め、チーム内で声をかけあう場面が増える。攻撃も、もちろん遠くに蹴
れるに越したことはないけど、それが苦手なら蹴る場所を工夫すればいいと少しずつ気づいて
いき、頭脳プレーもちらほら。
まずどの学年もつかみはオッケー。

そして、2週目には本格的にベースボールのルールで行うことに。できる限りややこしいルー
ルは無しにして、でも問題が起きたらみんなでルールを決めようということでスタート。もちろん
初回はルールがまだまだ飲み込めず、何がアウトでセーフかの差が分からず「何で今のア
ウトなん?!」と審判に文句つけまく子が続出。こちらもその言い方に多少イラッとくることも
あったけど、「まだキックベース始めたばかりなんや、戸惑うのはしゃあない。」と言い聞かせ
親切丁寧に大人の対応をする。私も新任の頃に比べたら少しは成長したな~。
初回はどの学年も大量得点のゲームだった。やはり、守備は慣れないと難しい。バシみたいに
キャッチしたら終わりじゃない。でも、その分何回か授業をした後の子どもの成長に期待がわく。
ということで、だいたいルールを把握してきた2回目以降の授業では少しずつ守備のコツを伝え、
前回よりも相手の得点が低くなるように意識させた。

困ったのは、アウトやセーフやですぐ言い合いをしてたこと、勝った負けたで相手の気を逆な
でする言葉を平気で言う子が多かったこと、全部人のせいにしてチーム内で文句ばかり言い
合うこと。最初はものすごく多かった。

その中でチームワーク!チームワーク!とあほみたいに言い続け、勝っても負けても楽しむ
んだ!とも言い続け。


3週目になり攻守共に少しずつファインプレーが増えてきた。早くベースに来たのはランナー
かそれともボールか、際どい判定をしないといけない場面が増えてきた。少しずつベースボー
ルの醍醐味を感じ始めた子どもたち。
技術や判断力は個人差はあれ身についてきている。チーム内でアドバイスし合う姿も増えて
きた。しかし、減ってきたとはいえまだまだ自己中心的な発言の多いこと。

残りはあと2試合だと告げて、3週目終了。
さて最終週はどんな授業になるか、そしてどんな終わり方になるか。

ここは「ラウンド1」なんだ!

前の日記で、見るぶんにはいいけどやるのは遠慮しますと言った「バシ」

しなければならない日が来てしまった。先週からマンマたちのバシ大会が開催されています。
5チームあるうちの1チームは「先生チーム」で、人数もギリギリなので強制参加。

ええーっ、バシなんて面白くないわ、こんなのスポーツじゃない!認めない!
だって、スポーツの醍醐味は何といっても相手との駆け引きなのに、後ろ向きで打つ時点で駆
け引きも何もあったもんじゃないし、ただただキャッチするだけなんて・・・つまらん!!!
と思っていた私。

実際やってみると、意外とハラハラドキドキ。そしてキャッチした時は気分爽快。
マンマたちが盛り上がるのも分かる気がしました。

そこで気づいたのです。

これはスポーツと思ってはいけない。攻めの時はラウンド1にあるゲームと思えばいいんだ!
動くバスケットゴールに30秒間で一本でも多くシュートを決めハイスコアを狙うように、バシ
バシとボールを打ちまくり得点を稼ぐんだ!
そして、守りの時はホームランスタジアム(実家近くのバッティングセンター)だと思えば
いいんだ!ダルビッシュ、藤川球児らが投げるボールから目を離さずにバットに当てるように、
スピートに乗った球をじっと懐に迎え入れ、キャッチすればいいんだ!

そうだ!バシはアミューズメント、娯楽なんだ!

そう思うようになって、バシをしにハーバーに行く時の足が軽くなりました。
もちろんスポーツとしては認め難いですが、イベントとしてバシがあるのはいいかな、と思え
るようになりました。

また、参加すると島の人たちが大喜びしてくれます。
「おおー、マサヨもバシするんや!!!」
「キャッチ上手やな。今度の試合は一番前にいき!!」
「私の打つボールはとったらあかんで!」(相手チーム)
「打つときはこうやってボールを高く上げて、ラケットをめっちゃ速く振って打つんやで!」
と、とにかく話かけられ、褒めたり励ましたり指導したりしてくれます。

やはり何事もやってみるものだな、と感じました。

マレのフィッシュマーケット前

先月マレに行った時にフィッシュマーケット付近の写真を撮りました。
P1040267.jpg
漁船です。ケヨドゥにはこの大きさの漁船はありませんがマレには色んな島から来た漁船が
たくさん泊まっていました。実は、今回これと同じタイプの漁船に乗って任地の島へ戻った同
期隊員がいます。彼女の島にはケヨドゥのような定期船がなく、いつも色んな方法でで帰って
います。というか、マレから遠い島ほどまず定期船はありません。いつも、今度船はいつでる
のか?と連絡を取り続けないといけないのでみんな大変そうです。

P1040270.jpg
さて、獲れた魚をこうやって船から降ろし、
P1040279.jpg
大きいので一輪車には乗せず、引っ張って道路を挟んだ向かいにあるフィッシュマーケットへ
運んでいました。
モルディブの市場はとても小さい所ばかりですが、それでも市場の周辺は町の中では活気に
溢れている方なので好きです。日本でも海外でも、どこか行ったらとりあえず商店街や市場
を歩きたくなります。

もちろん明石の魚の棚にはかないませんが。

そういえば、今は垂水や明石ではイカナゴのシーズンだったかなぁ?
いかなごのくぎ煮が無性に食べたくなってきました。

「これあげる!」

子どもたちはよく、他の授業中に描いた絵をプレゼントしてくれます。

「開けて!開けて!」
子どもたちは折りたたまれた紙を開く私を、目をくりくりさせて見つめる。

ちぎられたノートに描かれた魚、花、時々乗り物。
子どもの絵は、それだけで癒されるなぁ。



最近気づいたけど、低学年や女の子は授業が始まる前に、「はい、ミスこれ
あげる!」とみんなの前で堂々と渡します。

一方、4年生や5年生の男の子になると、授業後や自分が授業中に水を飲みに
来たついでに図書室に寄って「マサヨミース、これあげる。」とこっそり渡
します。なんだなんだ、照れてるのか?!かわいいなぁ。

この前、4年生の男の子が持ってきた絵は、
「This is you!!」と書かれてあり、そこにはスーパーサイヤ人と同じ髪型
で赤毛、仮面ライダーのように首にスカーフを巻ている人の絵が描かれていた。
うち、めっちゃ正義のヒーローやん!しかも男やん!と内心思ったが、丁寧
に色が塗ってあったので、「上手~ありがとう~!!」と半分笑いながらお
礼を言った。

彼は教室に帰りかけてまた引き返してきた。
「あ~あの絵は、マサヨミスのボーイフレンドね!」と訂正し、満足げに帰って
行った。

その絵がこれ。
P1030935.jpg


そして先週、5年生の男の子が授業中おもむろにポケットから紙に包んだ何かを
取り出した。そして思いつきのように「ミスこれあげる、料理に入れてね。」と
言って、ポンと私の手のひらに消しゴムぐらいの大きさの包みをくれた。

開けてみるとなんと中身はとうがらし!

とうがらしは苦手だけどせっかくもらったので、ヌードルを作った時に入れたら
もう辛い辛い!汗が吹き出る吹き出る!
その日のヌードルは食べるのが苦でした。


子どもからの贈りものは驚きが絶えません。




プロフィール

まさぞう

Author:まさぞう
粉もんと牛乳でできています。

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